『オヤトコ診断』で「うしさん親子」と診断された5歳の女の子のママからのお悩みです。
>>2-5歳児の「こどもとのかかわり方」への悩みや「こどもの伸ばし方」を模索している
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Q.絵本を読むのが大好きな娘です。ひらがなもだいぶ読めるようになりました。
けれど、人に会ってお話しするときはあまり言葉がでません。
うなずくかイヤと首を振るかくらいで、すぐに私の後ろに隠れてしまいます。
「お話ししておいで」と仕向けますがすぐにもどってきてしまいます。
このままではお友達ができないのではないかと心配です。
A. お子さんは絵本の言葉を理解し、物語を思い浮かべて楽しむほどにまで、言語の理解が進んでいます。
それを微笑ましく見守っているお母さんとお子さんの間では、ことばがいらないくらい通じ合っているのかもしれませんね。
無理に他の人とお話をしてほしい、と仕向けるよりも、「そして、そのウサギは、どうしたの?」などと、お子さんの好きな絵本についてお母さんからインタビューをしてみましょう。
自分の考えを言葉で伝える楽しさを引き出すことで、お話しすること自体が楽しくなるはずです。
〈回答監修者〉沢井 佳子(さわい よしこ)
(一社)日本こども成育協会 理事
認知発達支援と視聴覚教育メディア設計を専門とする。
お茶の水女子大学大学院修了。発達心理学専攻。
幼児教育番組『ひらけ!ポンキッキ』(フジテレビ)の心理学スタッフ、
静岡大学情報学部客員教授等を歴任。チャイルド・ラボ所長。
幼児教育シリーズ『こどもちゃれんじ』(ベネッセ)、
幼児教育番組『しまじろうのわお!』(テレビ東京系列)等を監修。
人工知能学会「コモンセンスと感情研究会」幹事。
日本子ども学会常任理事。